フランスの女性の支持があって、爆発的人気となったコロリアージュがあります。
発祥は、イギリスなのですが、フランス人女性のストレスケアに役立ったことで、日本にも2年ほど前に上陸しました。
ご存知の方のたくさんいらっしゃると思いますが、今や書店では平積みとなっており、あのエルメスも16,000円するコロリージュの冊子を販売しているくらいなのです。
では、このコロリアージュをどんな風に楽しんでいくことができるのか、その可能性と塗り方のコツを見ていきましょう。
1 最初にコロリアージュに取り組むなら
コロリアージュの本には、たくさんの図柄が載っています。しかし・・購入する前に、ご自分が、これに取り組んでみて、楽しいか、心地よく感じることができるか・・・が大切です。
それを感じて知るためには、ここから入ってみるのはいかがでしょうか?
そして、色鉛筆は、手元にあるものを使ってみるとか、100円均一で見つけてみるのも良いでしょう。
ただ、この後にご紹介するコロリアージュや画材は、本当に美しい図案と発色ですので、意識がぐっと上がるに違いありません。
2 コロリアージュの塗り方
いろいろな色を織り交ぜながら塗っていくのも、楽しいものですものですが、あなた自身の中で、ちょっとルールを作って塗っていくのも、いいものです。
あなたにとっての素敵な作品を生み出すきっかけになり、自分を知るきっかけにもなるでしょう。
では、こんな方法はいかがでしょうか?
2−1 テーマカラーを決めてみる
同系色で塗り絵を完成に導くことだってできるのです。
まず、同じ色の色鉛筆の筆圧を変えてみながら塗り進めてみるのも、違った印象が生まれます。
メリットは以下の通りです。
・色選びに困らない
・多色の色鉛筆セットを用意しなくても良い。(同系色2〜3本で十分です。)
・出来上がった塗り絵のアートは、統一感を感じる色彩にまとまる。
どうでしょう。
塗り絵の冊子をパラパラっと開いて、あなたのお好みの色調で色付けしてみてはいかがですか?
2−2 1本の鉛筆でグラデーションを楽しんでみる
前の項にもありますが、同じ色の色鉛筆の筆圧を変えると何色かの色を表せます。
その方法で、グラデーションを楽しむことが可能です。
例えば、花びらの内側を濃く塗り、外に向けて力を抜いて、広げるようにして塗っていく方法もあります。
2−3 色を塗り重ねてみる
色と色を重ねると違う色が生まれる・・・というのは、小学校の絵の具を使う際に体験されてますよね。
色鉛筆といえども、色を重ねると見たこともない、奥行きのある素敵な色が生み出されるのです。
前述にもある通りに、筆圧も変えてみると、また違った雰囲気になります。
2−4 画材を変えてみる
同じ色鉛筆でも、メーカーによって、発色や芯の柔らかさは随分と違うものです。
ちょっと色調を変えてみたいな・・と思い始めたら、違うものをセレクトしても良いでしょう。
いつも色鉛筆を好んで使っている方なら、ペンを使うという方法もあります。ペンの発色の美しさや塗るときの滑らかさは、色鉛筆とはまた違うものになります。
ペンの良さとその選び方は、こちらに詳しくありますので、ご覧下さい。
3 コロリアージュの冊子
今、人気のあるものは、グラフィック社やラルース社から出版されているものが中心になります。
すでに書店に平積みされていますので、目にしたこともあるのではないでしょうか?
3−1 ひみつの花園
世界的な大ベストセラーの一つです。色を塗りこんでいくことで、庭に命が吹き込まれます。この庭には、小動物も隠れていたりして、探すのも楽しいのではないでしょうか?
3−2 ねむれる森
大ベストセラーの「ひみつの花園」の続編として出版されました。
夢いっぱいにおとぎの国が広がっています。小動物が大きく描かれているのも美しいです。
色を入れていくと、眠っていう森が目を覚ます・・という素敵なコンプトをもとに作られています。
3−3 ナチュラルガーデン
こちらについては、手軽にすぐ始めたい方にオススメです。大きさも21✖️21と短時間に塗り終えることができますし、職場に持ち歩きというのも苦にならないでしょう。
また、切り離しできるレポートパッド式になっていますので、切り離して、額に入れて飾ってみるとか、プレゼントにも使うことができます。
大胆に、花々や木々と木の実が紙いっぱいに広がっています。ボタニカル女子にはたまらないでしょう。
3−4 海の楽園
世界的な大ベストセラーの一つです。「海」というテーマに魚の群れや、貝殻、海賊の宝箱までが繰り広げられています
4 まとめ
フランスの女性の就業率の高さとアンチストレスの対策ということで、爆発的な人気になっているコロリアージュです。
日本でも、取り組む方が増えているのですが、ぜひとも「アンチ・・・」という形でなく、あなたの「ストレスケア」であり、ストレスと上手に向き合って乗り越えていく方法の一つとして、これを利用していくことが良いのではないでしょうか?
生きているからこそ、必ずあるストレスでもあるのです。
塗り絵・・幼い少女時代に帰って、取り組むのは楽しいものです。どうぞ優しい気持ちで取り組んでみてください。