公園でぼーっとしたい日に──何もしない時間は、怠けではなく休み方
昼休みに、コンビニの袋をさげて公園の前を通る。ベンチがひとつ空いている。座りたい。でも、座ったら最後、もう立ち上がりたくなくなる気がする。結局そのまま職場へ戻って、机でおにぎりを食べながらメールを返す。 「公園で、ただぼ…
林浴
昼休みに、コンビニの袋をさげて公園の前を通る。ベンチがひとつ空いている。座りたい。でも、座ったら最後、もう立ち上がりたくなくなる気がする。結局そのまま職場へ戻って、机でおにぎりを食べながらメールを返す。 「公園で、ただぼ…
林浴
仕事の帰り道に実家へ寄り、母の一週間分の薬を仕分けてから、自分の家へ向かう。駐車場に車を停めて、エンジンを切る。それなのに、すぐにはドアを開けられない。家に入れば、夕飯の支度と、誰かの「ねえ」が待っている。あと五分だけ、…
林浴
仕事帰り、駅までの道で、ふと足が止まることがある。街路樹のケヤキが、夕方の風に葉を鳴らしている。急いでいたはずなのに、なぜかしばらく見上げてしまう。家に帰れば夕飯の支度が待っているのに、その数十秒だけは、頭のなかが静かに…
林浴
子どものころ、公園は寄り道の場所でした。ランドセルをベンチに置いたまま、ブランコの順番を待ったり、植え込みの下でダンゴムシを探したり。夕方のチャイムが鳴るまで、時間のことなど考えていなかったはずです。 大人になってからの…
林浴
なんとなく、調子が出ない。 病院に行くほどではない。 でも、どこかがすっきりしない。 そういう日が続くとき、からだの中では何が起きているのでしょうか。 「丸」は、その人のベストのかたち 私たちはよく言います。 「丸く収ま…
林浴
部屋にいるのに、休んだ気がしない。そんな夕方はありませんか。 片づけも掃除もした。それでも、なんとなく空気が重い。理由はわからないけれど、ソファに座っても肩が下りない。 そういうとき、足りないのは片づけではなく、生きてい…
林浴
枯葉の匂いを嗅ぐと、なぜか泣きそうになることがあります。稲の藁の匂いも、そうです。 特別な出来事があった日の記憶ではありません。ただの、なんでもない夕方。その頃の空気ごと、ふっと戻ってくる。優しすぎる匂い、としか言いよう…
林浴
疲れが抜けない、という日が続くことがあります。どこかが悪いわけではない。病院に行くほどでもない。ただ、朝起きた時点で、もう夕方のような感じがする。 そういうときは、家で寝ていても戻らないことがあります。休んでいるつもりで…
五月病
新年度が始まって、まだひと月ほど。気づけば、肩に力が入ったまま過ごしていた、ということはありませんか。 そんな時、深い緑の中に少し身を置くだけで、知らず知らず、呼吸が深くなっていることがあります。 遠くの森まで出かけられ…
ストレス解消
子どものころ、遠足で山道を歩いた日のことを覚えていますか。落ち葉がふかふかで、どこかで鳥が鳴いていて、水筒のお茶がやけにおいしかった。何をしたというわけでもないのに、帰りのバスでは、みんなぐっすり眠っていました。 大人に…