毎日できるマインドフルネス瞑想の方法5選

近年、注目されている言葉の一つが「マインドフルネス」でしょう。

米グーグル社などの大手企業が、積極的に取り入れたことで注目されていますが、どんな立場のどんな職業の人にも必要なものであるのです。
それは、心とからだを、より良い状態に自己管理していくことが可能になるからでもあるのです。
「今、この時」に注意を向けていくことは、ありのままの自分の心とからだの状態への気づきになります。
時として、今ある状態が、あまり望ましくないこともあるでしょう。それでも、自分にジャッジをせずに、ありのままを受け入れることなのです。

1 マンドフルネス瞑想の始まり

「マインドフルネス」は、瞑想を核としたメンタルトレーニングになります。このメンタルトレーニングのプログラムを「マインドフルネス低減法」として開発したのが、マサチューセッツ工科大学のジョン・カバットジンです。

ジョン・カバットジンは、禅・ヨガなどを通じて様々な瞑想体験を実践していた人です。その実践の中から、1979年に瞑想を医療に役立てるアイデアとして生み出されたのが、「マインドフルネス低減法」なのです。

このプログラムにある瞑想というのは、宗教的な瞑想とは違うもので慢性的な痛みやストレスを和らげることを目的としていました。
今、あらゆる情報の中にあるマインドフルネスの瞑想方法は、比較的簡単に取り入れられるものが主流になっていますが、この時のプログラムは、毎日45分の瞑想をしながら、セッションに参加し、瞑想についての理解を深めていくものでした。

2 マインドフルネス瞑想を取り入れるメリット

元々、医療に役立てられることができるものとして開発されたものではありますが、万人に役立つことがわかっています。特にクリエイティブな発想が求められる企業や、スポーツ界のアスリートには実際に取り入れられており、その成果が表れているところです。

時間に追われて、忙しい毎日を送る現代人にとっての瞑想は、まどろっこしい感じがあるかもしれませんが、たくさんのメリットもありありますので、それをご紹介しましょう。

① 集中力が高まり、冷静に行動できる。
② 頭の中がクリアーになり、本来の能力が引き出されるため、驚くほどに能力がアップします。
③ 不眠や慢性的な痛み、うつ病やストレスなどの軽減にもなります。
④ 睡眠の質が良くなり、からだの免疫力のアップになります。
⑤ アンチエイジングにつながります。

3 マインドフルネス瞑想の方法

3−1 短時間で行うマインドフルネス瞑想法への導入法を体得しましょう

瞑想というものが、あまり日常的でない方がきっと多いのではないでしょうか?
そういう方でも取り組める、簡単で短時間で行う方法です。

① 自分にとって楽な姿勢で座ります。
② 目を軽く閉じます。
③ からだの力を抜きながら、腹式呼吸を行います。(吐くときは、お腹を凹ませて、吸うときは、お腹を膨らませます)
④ 自分の呼吸に集中してみます。
⑤ ③④を2分間行います

3−2 マインドフルネス瞑想に入ってみましょう

上記の導入法がスムーズにできるようになったなら、次のステージを体験してみましょう。
基本の姿勢やスタイルは一緒です。

・自分にとって楽な姿勢をとる
・目は軽く閉じる
・からだの力を抜きながら、深い腹式呼吸を行う

⑴ ここからは、あなたの心の動きを感じていきます。
あなたが今感んじている感情や頭の中を通り過ぎる言葉や光景があったとしたら、客観的に受け止めていきます。
⑵ もし、途中で心やからだに変化を感じたならば、その状態を受け止めていきます。

⑶ 絶えず、ゆっくり腹式呼吸をしていきます。

忙しい時もあるでしょう。その時は、2分くらいの短い時間で行います。慣れてきて、時間にもゆとりが持てるようになったら、10〜15分のマインドフルネス瞑想を行ってください。

3−3 歩行瞑想の方法normal

中には、座って瞑想の時間を取るのも苦手な方がいます。
もし、あなたがそのタイプの方でしたら、この方法がおすすめです。

歩行瞑想は、歩きながら行う瞑想のことを言います。これまでに挙げた瞑想は「呼吸」や「心の変化」に集中しました。

歩行瞑想は、「歩行」に集中します。足の裏が地面を離れて、再び着地するまでの足の感覚に注意を向けてください。
ほんの5分くらい、休憩時間や帰り道など歩くのに安全を確保できる場所で行うのが、適切です。

3−4 音を利用した瞑想

音は、どんな種類の音でも構いません。例えば、近くを走る車の音や、人の声かもしれません。

または、あなたが心地よく感じる音楽がある環境であるならば、それも良いです。

心を一旦静かにして、耳に入ってくる音に注意を向けてみます。ただそれだけなのです。

3−5 短時間でも毎日行ってみるススメ

お金をかけることもなく、心とからだを心地良くコントロールする方法が、マインドフルネス瞑想法です。しかも、現代人の大きな悩みであるストレスの低減やストレスの解消に繋がるのです。
通勤の時間や昼休み、眠りに入るちょっと前のひと時をうまく利用してみましょう。
イライラしない心の状態を作ることができるのは魅力的です。

4 まとめ

マインドフルネスというものは、頭で理解するものではありません。瞑想にしても、どの方法が良いかは、個人差があります。
いろいろ取り組んでみて、あなたがずっと心地よく続けていけるものを見つけることが必要です。
続けていくことによって、何かあなたにしか得られないものが「体得」されていくはずです。
ちょっとでも続ける・・を心がけてみてはいかがでしょう。

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