お洒落で自然のモチーフを好む、大人の女性におすすめしたいのが「コロリアージュ」です。
塗り絵といえば、色鉛筆を・・・と思われがちですが、色鉛筆には出せない美しく、くっきりした印象の発色をペンでは得ることができるのです。
どんなペンが良いかといえば、とても繊細な柄ゆえに、ペンを使うならペン先の細いものと発色の美しいものが良いでしょう。
そのペンも、かなりの文具メーカーさんからたくさん出回ってます。そして、見た目と実際使ってみると違った・・・ということもあるかもしれません。
ここで、あなたが求める「コロリアージュ」を楽しみ、作成するために、あなた好みのペンを探してみてください。
1 とっても塗りやすものを選びたいあなたへ
コロリアージュは、とても細かいところを塗っていくとう作業になります。ですから、細かい塗り絵に取り組みやすい細いペンが良いでしょう。
1−1 トリプラス・フェインライナー・細書きペン
ちょっと高価ではあるのですが、STAEDLER というメーカーは、とてもお勧めできます。
中でも、「トリプラス・ファインライナー・細書きペン」は良いでしょう。
細かい塗り絵も塗りやすい0.3㎜の細書きです。色彩は、鮮やかですし、メリハリのあるコロリアージュを仕上げるには最適です。
驚くべき凄さは、うっかりキャップを閉め忘れたり、キャップが外れてしまったとしても、2日間は、ペン先が乾かないのです。
ちなみに価格は、6色で900円+税。20色で3000円+税。もっとも多い36色では、4000円+税。
1−2 stabilo68
ドイツの筆記具ブランドであるstabilo社製のペンになります。ペン先の太さは、1.0㎜。色の展開は、40色もあります。
少し太めですので、少し広いスペースを塗るのに向いているペンといえるでしょう。
さて、こちらのペンは水性ペンになります。水性といえば、塗りムラが気になるところです。
それが、色によって塗ぬらが異なります。
もっとも発色が美しく、塗りムラがないのが、イエロー。オレンジもムラは目立ちにくく感じます。逆に、ムラに気をつけて塗ったほうがいいと思われるのは、ブルー系とバイオレット系とグリーン系になります。
この、stabilo68を購入するには、早く手に入れたいとお思いの時は、Amazonが適当かと思われます。
文具店では、欠品していいることも少なくありません。
1−3 PILOTのJuice
PILOTのJuiceは、0.3㎜と0.5㎜があります。いずれのペンも、ペン先が軽く滑らかです。光沢のある、パールがかった色も展開しています。
発色の美しさと、コロコロと転がすように塗ることができる軽さは、とても魅力的です。
少し大きな文具店に行くとバラ売りもあります。1本あたり120円が相場ですが、Amazonでは、12色セットで、1000円前後で購入が可能です。
1−4 トンボ鉛筆 水性ペン プレイカラー2
バリエーションは、36色です。秀でた特徴は、1本の中に極細プラ芯と太書き用繊維芯のツインタイプなっていることです。
細い方は、0.4㎜のプラスチック芯です。極細なのに、ペン先がつぶれにくいというのはとても魅力です。
太い方は、特殊ポリエルテルファイバー芯で、1.2㎜になっています。イラストなどが書きやすいタイプです。
価格帯は、12色セットで、1200円+税、となります。セットは、6色〜36色までの展開となります。
1−5 サクラクレパス ボールサインノック
ノック式のゲル状インクのペンです。ゲル状インクになりますから、発色は、透明感がありペン先が軽く滑らかなのが特長です。
また、非常にペン先が細いので、細かい部分を塗るのにはとても便利です。
書き味だけでなく、透明エラストマーというグリップが付いて、握りやすくなっています。
色の展開は、40色になります。
価格は、一本あたり150円+税になります。
1−6 コピック
イラストや漫画などを本格的に取り組む方にも愛されてきた、プロ仕様のペンになります。文房具というよりも、画材というものになりますので、少し高価になります。
速乾性で、発色の美しいアルコールインクのペンになります。嬉しいのは、塗り重ねても紙にシワが寄りません。
また、メンテナンスをするための関連グッズも充実しており、インク補充なども可能になることから、長く使うことができます。
前述しましたが、元々プロ仕様のペンです。ですから、色の一貫性や気密性の部分でも信頼できます。数年経たものでも、使用できるのです。
初めてコピックを使うという時は、「コピックチャオ」をお勧めします。価格的にも安価になっています。
その価格ですが、24色で6000円+税になります。
2 不思議な「カメレオンペン」
一本で、グラデーションを描くことができる、驚きのペンです。イラストレーターやデザイナー、漫画家をターゲットにしたマーカーは、イギリスからやってきました。
グラデーションを出せる仕組みは、マーカーの先にトーニング駅を吸収させていることで、書き出しは、色が薄く、書いているうちに徐々に色が濃くなるという風になっています。
ハイライトや、陰影などにも使え、多色ブレンドも可能という、驚きのペンです。
現在の色の展開は、20色です。おおよその価格は、20色セットで1万3000円前後。少ない5色セットでは、3240円になります。
コロリアージュを極めていく・・・と決めた方にお勧めなペンです。
3 まとめ
書店では、このコロリアージュを中心に大きく展開しているところも増えてきています。と同時に、コロリアージュのためのペンも展開されています。
最近、人気アスリートが取り組んでいるということで、ちょっと話題になったコロリアージュですが、ペン先の軽い塗りやすいペンで、頭の中を空っぽにする時間を生み出してみるというのも良いのではないでしょうか?