イライラ、せかせか・・・こういう様子で過ごしている人ってどう映りますか?そして、あなたはどうですか?
この「イライラ、せかせか」ですが、体を丸ごと冷やす食スタイルが導き出している現象なんです。
ということは・・・食スタイルの改善で、いとも簡単に冷えの改善につながり「イライラ、せかせか」の改善にもなるのです。
内臓の冷えている方は、自分の冷えている体を守らなければならない、猫背の姿勢になってしまいます。ここから、肩こりや腰痛というような不快感が生じてきます。
温もり女子は、素敵な笑顔とピンと伸びた姿勢が健康的で輝いています。
私ってどうかな?とチェックをしつつ、あなたに最もfitする改善点を探してみてはいかがでしょう。数日続けてみるだけでも、大きく変わるあなたがいますよ。
1 冷え冷えしてる女性に起こっていること
元来、男性のカラダよりも筋肉量が少ない女性は、冷えやすい体なのです。そして、甘いもの大好き!も冷えの要因の一つです。
だからしょうがない・・では、今後痛い目を見ます。
冷えからくる不調として、重い生理痛やPMS(月経前緊張症)、頭痛、肩こり、肌トラブル、太りやすい、落ち込み、日常的なイライラ・・・など。
さらに、冷えが引き起こす甚大な症状は「花粉症」です。年々増加傾向にあるとも言われ、いきなり発症する方もいるくらいに、大問題となりつつある花粉症です。
冷えは、免疫力を低下させます。免疫力の低下が、アレルギー症状の一つである花粉症を引き起こしてしまうこともあります。
鼻水がズルズルして、目が痒くて・・・そんな状況は、まさに穏やかな気分で居られることは難しいでしょう。その状況の克服に向けて動き始めることは、イライラからの脱出です!
春だからこそ、内側から温まった軽やかな体で、明るい色の服を纏い、軽やかに歩きたいものですよね。顔の半分を白いマスクで覆ってしまったのでは、なんとなく憂鬱と少しの悲しさもやってきませんか?
1-1 私って冷えてるの?自分の冷えチェック
*あなたの体は、どんな様子でしょう。
このような振り返りをすることで、見直していこうかな・・という意識も高まるでしょう。
☑️お腹を触ってみましょう。ヒンヤリしていませんか?
☑️平熱は35℃台ですか?
☑️のぼせやほてる事が度々ありますか?
☑️冷たい飲み物が好きですか?
☑️甘いものが好きですか?
☑️胃腸の弱さを感じますか?
☑️スポーツは好みませんか?
☑️入浴は、シャワーのみが多いですか?
ヒョッっとして、ほとんど当てはまった方は、危険です!今は良くても、10年・20年後に大きな病気を生み出さないために、意識してみてください。
今からできることを下記に挙げてみました。
少しずつで良いのです。実践してみましょう。
2 食事から見直すイライラと冷え。
2-1 例えば・・こういう飲み物は危険!
カフェにて、若い女性2人のオーダーを聞いていたら、このような内容でした。
アイスカフェラテとアイスコーヒー。
例えば、室内には暖房が効いていたとすれば、暖かく感じますが内臓は南極にさらされてしまいます。夏の場合は、暑く感じても店内は冷房がかなり効いていることでしょう。
これは、外気温が高いとか熱いとか・・だからアイスはよくないということではありません。
コーヒーそのものが、南国原産の飲料です。ということは、体を冷やすということなのです。
さらに、カフェインが交感神経の働きを高めて緊張状態になります。ここに氷が入って冷たいというものなら、なおのこと冷やす飲料になります。
冷えは「緊張をもたらすのです」要するに、芯から冷やすということは、芯からイライラすることになります。
コーヒーは、陰性の食品です。ホットでも体を冷やします。
冷えが特に気になると感じる時、体調があまり良くないと感じる時には、コーヒーを飲むことについて、気に留めておくと良いでしょう。
2-2 イライラと冷え改善の食スタイル
・カフェインの入った飲料は摂りすぎない
カフェインによって、交感神経が高まる緊張状態になると、冷えが起こります。
温める飲料として、解毒作用のある三年番茶や穀物コーヒー(タンポポ・チコリー・玄米などがあります)などをお勧めします。
カフェラテがとても好きな方は、穀物コーヒーを温かい豆乳やライスミルクで作ることも良いでしょう。
それ以外にも、焙煎されて熱の加えられてある飲み物として、夏場のはと麦茶を常温で飲むというのも体に優しいです。
・体を温める陽性の食品を中心に摂取する
一番身近で手軽なものは「味噌汁」です。
大豆お味噌汁を飲むとほっとする・・ということはありませんか?お腹の中から湧く安心感ともいえるでしょう。
味噌の原料である、大豆にはトリプトファンという物質が含まれています。
これが、体内に取り込まれると、セロトニンという精神安定を図る物質が体内で作られるようになります。
また、味噌の原料の塩は陽性の食品です。更にこれが発酵していますので、体を心地良く活性してくれます。トリプトファンは、食事で取る以外に方法はありません。体内では作られない物質なのです。
1日1杯を朝食に取り入れるようにできると良いです。
陽性の食品は、体を心地良く目覚めさせてくれるものとなります。
・お野菜は、加熱したものを取る。
煮る・蒸す・炒める・・などの調理方法で火を通したものは、体を温めてくれます。根菜類がお勧めです。
例えば、冬場の寒い時にお鍋を頂きたくなりますが、これは理に適っているのです。冬野菜は、温める陽性のものが多くなります。それを沢山いただくことができる、バランスの良い食事となります。
夏場の冷房による冷えの解消する食事スタイルは、温野菜(人参・かぼちゃ・ブロッコリー・豆類など)と季節のお野菜のサラダなどはいかがでしょう。
体の火照りを取る、夏野菜も少し熱を加えてプラスすることで、季節感を楽しめる美しいサラダが出来上がります。
そこに、シンプルにドライハーブと天然塩をパラパラっとかけてあげるだけで、素材の味を更に引き立てた、美味しい味わいでいただくことができるのです。
・砂糖を摂りすぎない
疲れると摂りたくなるのが糖分ですが、体を冷やす陰性の食品です。
摂取した時は、一時的に血糖値が急上昇して良い気分になりますが、急降下した時に気力さえも奪っていきます。
しかし、完全に断つということは難しいでしょう。
糖分は精製されていない黒糖・テン菜糖・アガベーシロップ・発酵甘味(甘酒)などをメインに意識して摂ってみることをお勧めします。
3 体の内側から、ゆったりできるドリンクを飲んでいますか?
季節を問わず、体を温めて、美味しくいただけるドリンクを知っておくことは、イライラとした感情をいつも穏やかに鎮めてくれることになります。
あなたは、何を口にした時に「落ち着く・・」気持ちになりますか?
ここにレシピを一つご紹介します。
3-1 季節を問わないほっこりするドリンクの作り方
『スパイシージンジャーシロップ』
材料:生姜 150g
テン菜糖 120g
水 150cc
シナモンスティック 1本
クローブ 5~6粒
① 生姜は薄くスライスしてから、千切りにするか細かく刻みます。
② 細かくした生姜とテン菜糖をなじませます。
③ 鍋に②と水を入れて、火にかけます。
④ 沸騰する前に火を弱くして、スパイスを鍋に入れて、ゆっくりかき混ぜます。
⑤ 全体的に馴染んだとこで火からおろします。
⑥ 粗熱が取れた容器に移します。
※ 冬なら、熱いお湯を注いで。夏なら常温の水か炭酸水で5倍希釈することで美味しくいただけます。
体の内側からじんわり温まる感触を得られるでしょう。
4 まとめ
冷えからくるイライラ改善は、現代を生きる女性の永遠の課題かもしれません。衣を身にまとうだけが冷え対策ではありません。
根本からあなたの食事スタイルを見直すことが大切です。冷えの解消は、挙げればキリがないのですが、取り入れやすいとことろ行ってみてください。
毎日の表情が、イライラしない素敵な笑顔が輝くあなたになりますから・・・