簡単に取り組むストレス解消ならここへ!癒しの森4選

仕事もプライベートも充実させて、イキイキと輝いていたい・・を実現させるための基本は、「健やかな心とカラダ」です。

自然回帰になってきた今ですが、実際のところどのように取り組んだらいいのかわからない・・という方もいるでしょう。
でも大丈夫です。ここからスタートしてみましょう!
身近な森で行える森林セラピー。これを読んだあなたは、今週末は山に行こうって思うことでしょう。

1 森林セラピーとは

森林セラピーとは、森を五感で感じる森林療法のことをいいます。

緑の中に入って歩くだけで清々しい気持ちになるのを体感したことがきっとあることでしょう。森林は、人を自然に返してくれます。そしての森の中での心地いい・・とかリラックスできる・・・と感じられることが、心とからだの自然治癒力を増すことになるのです。
この利点を大いに活かすのが、森林セラピーです。

1−1 自然の波動を感じるとは

自然の波動を感じたい時にすることは、特別なことはいりません。ただ森の様子を眺めたり、小川のせせらぎに耳を傾けたり、鳥の声を聞いたり、土や落ち葉を踏みしめたりしながら、五感で森を感じるだけでいいのです。

例えば、木々から香る物質があるのをご存知ですか?この香りの成分、フィトンチッドには、リフレッシュする効果があります。また、α波の増加作用、自律神経の安定、ストレスの減少が認められることがわかっています。

からだと心が疲れた時、森に入って生命力をチャージできるように感じられるのは、このためなのです。

2 緑の中がからだにいいのはなぜ?

前述した通りに、自然の香りや感触、音などの五感を刺激することで癒される森林セラピーは、科学的にも効果が見られています。

生理・心理・物理実験を、都市部と森林部で行った結果があります。
唾液の中のコルチゾールという「ストレスホルモン」が森林では濃度が低くなることがわかりました。

また、心拍の測定でも、森林ではストレスの強い時に高まる「交感神経活動」が抑制され、リラックスした時に高まる「副交感神経活動」が昂進するということもわかっています。さらに脳の前頭前野の活動が鎮静化しリラックスすることがわかりました。

免疫についても2泊3日の森林浴でNK活性(ナチュラルキラー活性)が高まることがわかりました。

2−1 五感に訴える

目に優しい木々の緑やその香り、風の音や土や草を感じることで、唾液中のコルチゾールというストレスホルモンが減少します。また、森をただただ歩くだけで、ストレス解消になり、心も解放されるのです。

2−2 フィトンチッドでリラックス

森林成分の成分の中で、リラックス効果が高いのが、フィトンチッドと呼ばれる芳香物質です。

その他に杉やヒノキの鎮静作用、松類のαーピネンなど、心が快適になる物質が森にはたくさんあるのです。

2−3 免疫細胞が増加する

林野庁によれば「森林の健康と癒し効果に関する科学的実証調査」は、森林浴をするとリンパ球のナチュラルキラー細胞が活発になると報告しています。

つまり、森林の中にいるだけで自然治癒力が高まることは実証済みです。

3 行ってみよう!近くの森へ

東京都内は、ちょっと中心地から離れると、自然豊かな環境に恵まれているところです。

ということは、休日に足を伸ばしやすいということです。ショートトリップが、心地よいあなたを生み出すのです。
近隣で、豊かな自然の恵みをもたらすスポットをご紹介します。

① 高尾山
八王子市
2007年 ミシュラン三ツ星に選ばれた場所です。都心よりわずか1時間で登山が楽しめます。
600メートルほどの山ですが、登山ルートも多くあり、ケーブルカーもあることから登山初心者の方にもオススメです。パワースポットとしても知られています。

② 神代植物公園
調布市
四季を通じて草木の姿や花の美しさを味わうことができる公園です。もともと東京都の街路樹などを育てるための苗圃でした。戦後、神代緑地として公開されたあと、1961年(昭和36)都内唯一の植物公園として開園しました。

③ 水元公園
葛飾区
都内でも最大規模の水郷公園です。桜やハナショウブの咲く季節はもちろん、一年を通して美しい景観が楽しめます。ポプラ並木、「生きた化石」メタセコイヤの森などもあります。

④ 明治神宮
渋谷区
敷地内に広がる大きな森は、神宮が作られた時に、全国から献木されたおよそ10万本を植栽した人工林です。その面積は70万平方メートルあります。都民の憩いの場として、近年は、パワースポットとしても知られるところです。

4 木々と大地のパワーを取り入れる方法

森の中で木のパワーを受け取る呼吸法を行ってみましょう。
木々だけでなく、そこに共存している植物や動物の気配も感じてみましょう。

4−1 三円式法

腕・脚・背中で三つの円をイメージし、意識を集中させて瞑想する方法です。

ポイントは、肩と腕をリラックスさせ、両手に大きなボールを乗せるイメージで木を抱えます。腰を少し落とし、膝を軽く曲げて、両足で木を挟み込むようにします。背中を丸めるようにして腹式呼吸をします。

4−2 森の中の日光浴セラピー

木々の木漏れ日が気持ちよい森の中でだからこそやってみる価値あります。

太陽ののエネルギーは、からだを温め、血行を促します。また、太陽の光によって育成されるビタミンDは免疫力を上げ、カルシウムの代謝を整えることから、骨粗しょう症の予防にもなるのです。

さらに、太陽の光は脳内に分泌されるセロトニンが気分を高揚させ、なんとなくからだが怠い、気分が落ち込むという「プチ鬱」状態から解放させてくれます。
太陽のの光を浴びる=心身のセルフケアになるのです。

4−2−1 朝日を浴びる

日光浴として効果があるのは、朝日が昇ってからの数時間です。できれば、午前中の9時頃までに太陽の光線を胸に取り込むようにしましょう。

4−2−2 黒い布を使うセルフケア

黒は、太陽のエネルギーを集め、吸収しやすくなる色です。肩こりや腰痛には患部に黒い布をかけてみましょう。光を吸収してポカポカし、血流が良くなります。
生理痛や胃腸の弱い方は、お腹に黒い布をかけてみましょう。

5 まとめ

森の中でできる、たくさんのセラピーがあります。ただ、自然を感じながら歩くだけでも効果がありますが、一工夫して、森の木々と大地のエネルギーを目一杯吸収し、明日からのもっと最高のあなたを作ってみるのはいかがでしょう。
自然はあなたの心強い味方です。

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